【環境構築編①】自動売買を動かす3つのPC環境と、私が「ミニPC」を選んだ理由

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前回までで、現物グリッドトレードのロジックと資金管理の土台がまとまりました。 今回からは、システムを実際に動かすための「環境構築編」に入ります。

自動売買プログラムを動かす上で、絶対に守るべき条件が1つあります。 それは「平日9:00〜15:30(ザラ場)の間、システムを常に起動しっぱなしにする」ということです。

途中でPCがスリープしたり電源が落ちたりすると、注文のチャンスを逃してしまいます。では、どんな環境で稼働させるべきか。現実的な3つの選択肢と、私が選んだ運用環境をまとめました。

今ある自前のPCを使う(初期費用0円)

手持ちのPCをそのまま使う方法です。

メリットは初期投資がゼロなこと。まずはプログラムの動作テストをしてみたい、という段階ならこれで十分です。 ただし、普段使いのPCだと日中に再起動したり、持ち歩いたりした際に自動売買が止まってしまうリスクがあります。また、一般的なPCは省電力ではないため、毎日つけっぱなしにすると電気代も気になります。

VPS(Windowsサーバー)を借りる

クラウド上にある「24時間動き続けるPC」をレンタルするサービスです。

安定稼働を求めるなら、自宅の停電リスクもなくスマホからでも状況を確認できるVPSが「最強の環境」です。自動売買システムを動かすにはWindows環境が必要になるため、定番どころだとさくらのVPS for Windows Server あたりがよく使われているようです。

ただ、証券会社の取引ツール(カブステーション等)を動かすには推奨メモリ(4GB〜8GB)のWindows VPSを借りる必要があり、毎月4,000円以上の固定費がかかります。 現在の私の運用資金だと、毎月このコストが利益から削られるのは重すぎると判断し、今回は見送ることにしました。資金に余裕が出たら移行を検討したい環境です。

専用の「ミニPC」を買う(★私が選んだ方法)

現在の私が選んだのが、数万円で買える手のひらサイズの「ミニPC」を自動売買専用機にする方法です。

長く使えるという前提であれば、毎月数千円のVPS代を払い続けることを考えると、最初に数万円の本体代を払って買い切った方が、トータルコストが安く済みます。 私が選んだのは「AMD Ryzen 5 PRO 6650H」を搭載したモデルです。取引ツールやPythonを同時に動かしても余裕のあるスペックでありながら、省電力なCPUなので、24時間つけっぱなしでも電気代は気になりません。

プライベート用とは完全に切り離し、部屋の隅で静かに稼働する専用マシンとして準備しました。 モニターやキーボードは別途必要ですが、私は自前PCのものを流用したので比較的安く済ませています。

※補足(PCの価格高騰について) 最近はメモリ高騰の影響からPCの値上がりが物凄いです。去年は6万円台で買えていたPCが10万円近くになっています。早く落ち着いてほしいところです…。

[※ミニPCのご紹介予定]


次回は、私が購入したミニPCを使って、モニターに繋がずに放置運用する少しマニアックな設定(ダミープラグの活用など)を備忘録としてまとめていきます。