【検証用】Python×kabuステーションで自動売買(グリッドトレード)環境を構築するガイド

※本記事はアフィリエイト広告を利用しています

【重要:免責事項およびリスクについて】 本記事は自動売買システムの構築手順および検証環境の紹介を目的としており、特定の投資手法の推奨や将来の利益を保証するものではありません。自動売買には予期せぬシステムトラブルや相場変動による元本割れのリスクが伴います。最終的な投資判断は、必ずご自身の責任で行っていただきますようお願いいたします。

「自動売買システムを自作してみたいけど、何から始めればいいの?お金もかかりそう…」 私も最初はそんな悩みを持っていました。

結論から言うと、私の環境では高額な初期投資をかけずにスタートすることができました。高いパソコンや数十万円のプログラミングスクールにお金を払うくらいなら、資金配分についても含めて、無理のない範囲で検討することが大切です。

この記事では、私が実際に運用している「Python×kabuステーション」を使った自動売買(グリッドトレード)環境の作り方を、できるだけ安く、コストを抑えて構築したステップを記録します。

※「自作はちょっとハードル高そう…」と感じた方へ
実は私も、最初から自作していたわけではなく、証券会社が提供している自動売買サービスからスタートしました。口座を開設するだけで使えるため、環境構築やプログラミング不要で始められるのが大きなメリットです。実際に私が利用していた3サービスを比較した記事もまとめているので、「まずは試してみたい」という方はこちらも参考にしてみてください。

▶ 自動売買サービス3社の比較記事はこちら


ステップ1:証券口座の準備(すべての土台)

本記事で紹介する検証環境は、「kabuステーションAPI」が利用できる証券口座が前提となります。そのため、同じ環境を再現するには、APIに対応した口座の準備が必要です。

私も最初は複数の証券会社を調べましたが、Pythonと連携できるAPIが公開されている環境は限られていました。その中で実際に動作確認ができたのが、「kabuステーションAPI」を提供している「三菱UFJ eスマート証券」です。同じ環境で検証したい方は、公式サイトから詳細を確認できます。

なお、本記事では検証環境として当該証券会社を利用していますが、同様のAPI機能を提供している他のサービスも存在するため、目的に応じて比較・検討することも重要です。APIの提供状況や対応環境は各社で異なるため、最新の情報は公式サイト等で確認することをおすすめします。

このAPIを利用することで、Pythonから注文やデータ取得を行うことが可能になります。
本記事の手順も、この環境を前提として進めていきます。検証環境を再現する場合は、APIが利用可能な口座を事前に準備しておく必要があります。証券口座の選択にあたっては、取引条件や手数料、リスクなどを十分に確認したうえで、ご自身に合ったものを選ぶことが重要です。


ステップ2:システムを動かす「環境」を用意する(自前PC vs ミニPC vs VPS)

本検証環境では、国内ETFの現物取引を対象としているため、東京証券取引所の取引時間帯(平日9:00〜15:30のザラ場)にシステムを稼働させる必要があります。ここで悩むのが環境構築です。

一番お金がかからないのは「今ある自分のパソコンを使うこと」です。最初はこれで十分!
ただ、私は「自分が仕事で不在にしている間、普段使いのPCをずっと立ち上げっぱなしにしておくのは、不意のフリーズやOSの自動更新、電気代などが心配…」と感じたため、最終的に自動売買専用機として「ミニPC+ダミープラグ」という構成にたどり着きました。

VPS(仮想サーバー)とも徹底的に比較したので、環境選びで迷っている方は以下の記事も参考にしてください。 ※比較記事は現在執筆中です!後日公開予定ですので少々お待ちください。

※ミニPCにはモニタやキーボードが付属していません。初期設定時は別途必要となります。


ステップ3:Pythonの学習(お金はかけすぎない!)

システムを組むためのPython学習ですが、年間数十万円もするようなプログラミングスクールに通う必要はありません。必要以上に環境構築にコストをかけすぎないことも一つの考え方です。 今の時代、検索すれば必要なコードはだいたい出てきます。

どうしても基礎から手を動かして学びたいなら、無料で一部コンテンツが学べる「PyQ」などのオンライン学習サービスを試してみるのがおすすめです。

まずは無料登録で基礎を触ってみて、さらに深く知りたい部分だけ有料登録するか、自力で検索して調べるスタイルが一番コスパが良いです。


ステップ4:【オプション】安定性を高める追加装備

ここからは「資金に余裕ができたとき」や「より安心感を得たいとき」向けの設定です。

1. UPS(無停電電源装置)
ミニPCを使う場合の大きな弱点が「停電」や「落雷」による突然のシャットダウンです。万が一のデータ破損や注文モレを防ぎたい方は導入を検討しても良いと思います。 ちなみに私は本体がデカすぎるので今回は見送りました(笑)。私も広い家に引っ越せたら再検討です。そう考えれば、定額料金はかかりますが物理的な場所を取らない「VPS」は、資金に余裕さえあれば狭い我が家ではいい選択肢なのですが…。

2. VPS(仮想サーバー)
UPSのところでも触れましたが「家に機材を一切置きたくない」「停電や回線切れのリスクを極力排除したい」というときには、VPS(ネット上の仮想パソコン)が非常に有力な選択肢になります。 毎月のランニングコスト(数千円)はかかりますが、「安心感と省スペースをお金で買う」と割り切れる資金の余裕ができれば移行したいと思っています。kabuステーションを動かすならWindows環境が選べる「さくらVPS」などが定番です。

>>さくらVPS for Windows Serverはこちら⇒ https://vps.sakura.ad.jp/windows/

3. 光回線・高品質ルーター
今回私が行っている「グリッドトレード」は、1分1秒を争うスキャルピングではないため、実はそこまでシビアな通信速度は必要ありません。 ただ、通信が頻繁に途切れる環境は避けるべきですし、何よりネット環境が良いと日々の生活のクオリティが爆上がりします。余裕があるなら光回線や高性能なルーターを導入しておくと安心です。


番外編:なぜkabuステーション?きっかけとなった参考書籍

そもそも、なぜ私が数ある証券会社からkabuステーションを選んだのか。そのきっかけとなったのがこちらの書籍です。

ただ、正直なところ私には内容が少し難しく感じました。内容としても私がしたいグリッドトレードというよりはテクニカルな内容であったのと、電子書籍リーダーで読んだため、表示が読みづらかったのも原因かもしれません。

そのままシステム構築の参考にはなりませんでしたが、「kabuステーションのAPIが使える」という事実に気づけた点は大きな収穫でした。テクニカル指標を使った自動売買を目的にされる方にはいいかもしれません。


まとめ:小さく始めて、継続的に検証していこう

環境構築にお金をかけすぎて、肝心のトレード資金が減ってしまっては本末転倒です。

まずは手持ちのPCや、安いミニPCを使って「小さく始める」こと。そして、浮いたお金を検証用の運用資金に回し、実際のデータを通じて自分に合った設定をじっくり探っていくのがおすすめです。

※ここまで読んでみて、「やっぱり自作は少し難しそう」と感じた方もいるかもしれません。
その場合は、無理に自作にこだわらず、まずは証券会社が提供している自動売買サービスから始めてみるのも一つの選択肢です。私自身も実際に複数のサービスを利用した経験があり、それぞれの特徴や向いている人についてまとめています。

▶ 初心者向け|自動売買サービス3社の比較はこちら