日々の検証記録でお届けしている通り、2026年4月の相場も月末を迎えました。
今回は月間の「検証ログ」として、4月の1ヶ月間における検証結果と、私が稼働させている自動売買システムの「レンジ上限設定の理由」、そして今月実施したシステム改修について解説します。
1. 2026年4月の検証結果(確定損益・含み益の状況)
まずは結論から。4月の1ヶ月間における自動売買システムの確定損益、および月末時点でのポジション状況は以下の通りです。
- 期間: 2026年4月1日〜30日(21営業日)
- 確定利益: +26,332 円
- 含み損益(4/30時点): +62 円 (含み益)
- 保有ポジション: 2 口

※本来はスマホアプリの口座画面を掲載しようと試みましたが、証券アプリのセキュリティ機能によりスクリーンショットが真っ黒に制限されてしまったため、kabuステーション画面で代用しています。
【重要な注意事項】 本システムは利益を保証するものではなく、相場状況によっては長期間利益が出ない、または元本を大きく毀損する可能性があります。上記の確定利益はあくまで検証中の短期間のデータであり、将来の成果を約束するものではありません。
4月前半はボラティリティ(価格変動)が大きく、設定したロジックに従って確定利益が発生する機会が多く見られました。 特筆すべきは月末の保有ポジションです。4月後半にかけて日経225ETF(1329)の価格が上昇し、当システムで設定しているレンジ上限(6,140円)を上抜ける展開となりました。
その結果、過去の検証過程で保有していたポジションが次々と利益確定され、月末時点ではポジションがほぼ空(2口のみ)となり、わずかな含み益(+62円)を抱えて待機している状態です。高値圏で過剰なポジションを抱えるリスクを回避し、様子見に入るというシステムの想定通りの挙動が確認できました。
2. 【検証コラム】レンジ上限「6,140円」の維持について
上記でお伝えした通り、現在は相場がレンジ上限を突破していますが、設定の変更(レンジの拡張)は行っていません。私が上限を「6,140円」と厳格に定めているのは、「分配金利回り」を基準とした個人的なリスク管理ルールによるものです。
1329は価格変動だけでなく、定期的に分配金を生み出します。過去の分配金実績と現在の株価を照らし合わせたとき、株価が上昇しすぎると相対的にこの利回りは低下します。 私個人の運用ルールとして、株価が上昇して「想定される分配金利回りが1.4%〜1.5%を下回る水準」に達した場合、他の無リスク資産(国債など)と比較した際の相対的な優位性が低下し、高値掴みのリスクが高まると判断しています。
この「利回り低下の目安となる株価」を逆算した値が『6,140円』付近です。絶対的な正解ではありませんが、これ以上の高値追いを防ぐための防衛ラインとして機能させています。 相場が上限を突破している現在も安易なレンジ拡張は行わず、直近の収益分配金2回分をもとにした「半年に一度の定例見直し」のタイミングでのみ上限を再検討する方針です。
3. 【今月の改修】証券会社の仕様変更に伴うログイン処理の修正
今月はロジックの検証だけでなく、システム側のプログラム修正も実施しました。主な対応は「証券会社側のログイン画面の仕様変更への対応」です。
自動売買システムを運用していると、連携先の証券会社のアップデートによって突然システムが動かなくなることがよくあります。今月は証券会社側で新たに「パスキーログイン」が導入されたことに伴い、kabuステーションのログイン画面の構造が大きく変更されました。
当システム自体はパスキーを使用していませんが、画面構成が変わった影響で従来の「ID/パスワードによる自動ログイン処理」が通らなくなってしまったため、新しい画面仕様に合わせてログインプロセスを改修しました。 現在は対応作業が完了し、無事に本番環境での運用を再開できています。
まとめ
以上、2026年4月の自動売買検証まとめでした。 今月は相場が上限を突破するという状況に直面しましたが、裁量判断を挟むことなく、設定したルール通りにリスクを管理して待機状態に入ってくれるシステムの挙動を確認できた良い検証月となりました。
来月も引き続き、システムの検証と日々のログ記録を継続していきます。
【免責事項】 当ブログにおける検証実績やシステムの設定値に関する記載は、筆者個人の単なるプログラミング検証記録および一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の投資手法、システム、証券会社、銘柄等の推奨や投資勧誘を目的としたものではありません。投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断と責任において行われますようお願い申し上げます。